床材に適合する溶剤の選定、効果・床材の色合い変化の確認のため、0.1㎡程度(床材1枚分程度)実際の床材で試験施工を行います。
①養生
溶剤によって変質の虞れがある壁面や施工範囲外等を保護するためマスカー等で養生します。
②前処理(洗浄)
床の汚れや油分を除去するため洗剤を用いて、ポリッシャー等で洗浄し、水で洗い流します。
汚れの種類によって洗剤を使い分けます。
浴室や厨房、また汚れがひどい場合には2〜3回繰り返し洗浄します。
③本施工
デモ施工により確定した溶剤をモップで入念に塗布します。
塗布後、溶剤の化学反応を促進させるため、ポリッシャー等で攪拌する。
滑り止め効果を確認し、効果の弱いところがあればこの段階で補修します。
④後処理(中和)
施工溶剤の完全除去と、施工溶剤によって酸化した床材表面を中和処理して床材本来の表面状態である中性(床材によっては弱アルカリ性)に戻すため、中和剤を塗布し、ポリッシャーで撹拌洗浄した後、水で洗い流します。
施工後は、乾燥養生等の必要がありませんので、即時解放が可能で、施工直後からすぐにご使用頂けます。
また、床材によっては、施工後に汚れやすくなるものがありますので、汚れの付着を抑制する防汚コーティングが必要になる床材もあります。 詳しくはお尋ね下さい。